
猫撫ディストーション Exodus
猫撫ディストーション Exodus
「俺たちってほら……何て言うか、平面的な感じがしないか?」 「絵に描いたみたいって言うか……2次元的なって言うか……」 「そんな、存在してないみたいな存在だからこそ、幸せなんだろうな」 樹たち家族がたどり着いた優しい楽園―― 『自律システム』―― 目に見えない超越的な存在に支配され、 無意識下でコントロールされている。 法、慣習、ミーム、それらの総体的な意志がシステムの正体だとしたら、 その意志と会話することはできないだろうか? 樹たちを逃がすまいとする『世界』。 その世界の意志を挫くために災いを呼び寄せようとする樹たち。 家族とは? 世界とは? それはシステムとの闘い――




