
黑暗圣经 -感染-
Bible Black -The Infection-
その場所には見覚えがあった。 蜀台の灯りに照らされた薄暗い地下室。 間違いない、あの忌々しい事件が起こされた学園の地下室だ。 だが、そこには僕の想像を絶する光景が広がっていた。 その光景を目の当たりにし、絶句した。 思い出したくもない過去。その象徴であり、根源とも言える人物。 その人物の顔が今、僕の目の前に現れていた。死んだはずのその人物が。 「北見…先生…。」 「まだ終わりじゃないわ。あなたにはもう一働きしてもらわないとね。」 夢なら覚めてくれ。いや、これは夢のはずだ。こんなことあるはずがないんだ。 何度も何度も、心の声で願っていった。
5.1Bangumi · 22 人